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カビが生えやすい温度、カビをやっつけるために必要な加熱温度、カビの生態には温度が関わってきます。
この記事では「温度」に注目して、カビとの関係を見ていきましょう。
カビに関わらず、菌・ウイルスなどの微生物は温度が成長に関わってきます。
目次
カビが生える温度
カビがもっとも生えやすい温度
カビが最も生えやすい温度のことを専門的には「生育最適温度」といいます。
ネット上には様々なカビの生えやすい温度が書かれています。
そこで信頼できる文部科学省が作成したカビ対策マニュアルと農林水産省が作成したガイドライン(米のカビ汚染)に記載されている温度を書いておきます。
ガイドライン | 生育最適温度 |
---|---|
文部科学省 カビ対策マニュアル | 25~28℃ |
農林水産省 米のカビ汚染のガイドライン | 20~30℃程度 |
こちらの温度はカビがもっとも生えやすい温度です。
公的機関が言っているから安心だね
カビが生える温度
カビが成長できる温度のことを「生育可能温度」といいます。
カビは生育最適温度以外でもゆっくりとですが成長していきます。
ガイドライン | 生育可能温度 |
---|---|
文部科学省 カビ対策マニュアル | 0~40℃ |
農林水産省 米のカビ汚染のガイドライン | 0~10℃、60℃以上でも成長できるものもいる |
カビが成長できる温度は実はとても範囲が広いことがわかります。
こちらの方が実は大切です。
一般的にカビが成長しない温度を20~30℃と勘違いしている人が多いと思います。
家庭でよく見るカビと温度
一般的な家庭でよく目にするカビのほとんどは「クロカビ」と「アオカビ」です。
この2つは同じ温度域で成長します。
黒カビ アオカビ | 生える温度 5~30℃ | もっとも生える温度 25℃付近 |
家庭で生えるカビも成長できる範囲が広いことに注意が必要です
クロカビについてはこちら
カビが生える温度からわかること
カビがもっとも生えやすいのは温度が25℃くらいのとき、成長は遅いけど生えることができるのは0~40℃。
これを考えると温度をコントロールしてカビを生やさないのは困難ですね。
つまり、カビを生やさないためには「湿度」と「汚れ(ホコリや栄養源など)」の対策が必要です。
カビをやっつける加熱温度
カビを高い温度で加熱して死滅させる
カビは加熱によりやっつける(死滅)させることができます。
ほとんどのカビは60℃で30分程度加熱すればやっつけることができます。
クロカビなんかだと60℃のお湯で加熱すれば数分でやっつけることができます。
参考|公益社団法人日本食品衛生協会「カビからまもる!!その対策と知識」より
ただし、加熱でカビをやっつけることができるのは浴室の壁くらいです。
50℃となるとかなり熱いですし、1分くらいはかけ続けなければいけません。
浴室の壁にはカビ以外にもシャンプーのカスなどの汚れがついていますので、お湯をかけることでカビの栄養源となるものも洗い流すことができます。
浴室のお掃除についてはこちら
加熱できないところ
- 浴室の天井(危ないですし、拭き上げができません)
- 窓サッシ(お湯の水滴が溜まりやすいため、拭き上げが必要)
- お湯をかけてはいけないところ
加熱することでカビをやっつけることはできますが、それを使う場面が限られています
カビは低い温度では生きていけるのか
カビを0℃以下に冷凍すれば成長できなくなります。ただし、生きてはいますので注意しましょう。
カビは冷凍ではやっつけることはできません。
カビが生える温度になると再び成長しはじめます。
0~10℃の冷蔵では、カビは少しずつ成長していき、目に見えるまでにもなります。
カビでよくある勘違い
カビをやっつけても残るものがあります。まずはそのことを知っておきましょう。
カビは本体以外にも「色素」や「毒」を作ります。
つまり、カビをやっつけても色素と毒はのこります。これは温度で取り除くことはできません。
色素
カビは色を出します。種類によってさまざまな色を作ります。カビが目に見えるのはカビが作り出す色素が原因です。
カビの色を取り除くには、カビ取り剤を使用する必要があります。
毒(カビ毒)
毒を作る種類のカビもあります。これは熱ではやっつけることができません。
カビ毒は100℃~210℃(60 分以内)でも、完全にやっつけることはできません。
カビが生えた食べ物はカビをやっつけても食べてはいけません。
カビ毒についてはこちら
カビを加熱する温度:まとめ
カビに関わる「温度」について、詳しく説明しました。
カビをやっつけるには冷凍よりも熱のほうが効果的なんですね