【2019年保存版】カビの生えやすい湿度はコレ!簡単にできる10個の対策

家庭でできる湿度対策

ジメジメした時期になると、気づいたらいたるところでカビが生えてしまいますよね。

じつは、家庭でカビが生える条件の中で一番影響が大きいのが「湿度」なんです。

この記事では、カビとは切っても切り離せない湿度について解説していきます

湿度対策をすぐに確認したい方は「家庭でできる湿度対策」から読んでください。

カビトリくん

カビ対策は湿度対策といっても過言ではありません。

カビと人と湿度

カビが生きていくためには、いくつかの条件があります。

カビが生える条件

  • 水分    家庭で対策できる 
  • 栄養    家庭で対策できる 
  • 温度
  • 酸素
  • pH、圧力、炭酸ガス

カビが生きていく条件は、いろいろとありますが、家庭で対策ができるのは「水分(湿度)」と「栄養」のみです。  

カビが生える湿度

カビが生えやすい湿度
湿度65%以上にだと、カビが生えやすくなります。

カビが生える速度別の湿度

カビが生える湿度とその時の成長速度※ 温度25℃の時、資料に生えるカビの速度です。
65~75%まではゆっくりですが、75%を超えた当たりからものすごく生えるスピードが加速して、90%超えると数日で目に見えるまでカビが生えます。
カビトリくん

カビの成長速度恐るべしですね。

人が過ごしやすい湿度

過ごしやす湿度
人が生活するのに最適な湿度は30~60%です。

生活環境における過ごしやすい湿度の基準

  • 東京都健康・快適居住環境の指針 30~60%
  • 建築物衛生法 40~70%
  • 学校の環境衛生の基準 30~80%
POINT
小さいお子さんがいる家庭では余裕をもって湿度は50~60%にしましょう。

カビが生えやすい湿度」と「人が過ごしやすい湿度」はギリギリ分かれています。

 

湿度というか水分に注意

湿度の原因は水分
湿度をコントロールするには、水分に注意する必要があります。

お風呂場や台所、洗濯物など水分を大量に使う場所が、湿度の発生元になります。

カビトリくん

前もって水分が出やすい場所やタイミングを知っておくことで、結果的に湿度をコントロールできるようになります。

家庭で高湿度になりやすい所

家の造り
家の中には、湿度が高くなる場所がたくさんあります。

湿度が高いベスト3

  • お風呂場:お湯を大量に使用するため、年中湿度が高い環境です。
  • 押入れ :閉め切りがちなため、空気が滞留して湿度が高くなります。
  • 家具の裏:空気の流れが悪いため、湿度が高くなります。

日本の家庭では他にも、トイレ、キッチン、ガラス窓など湿度が高くなりやすい場所はたくさんあります。

現代の住宅について
日本はもともと湿気が多いジメジメした国です。そのため、昔の家は木造が中心で風通しを考えたものが多くありました。しかし、現代の家は海外の影響を受けて気密性が高くなり、風通しが悪いものが多くあります。そのため昔よりもカビが生えやすい家が多いのです。

湿度が低くてもカビは生きています

湿度が55%以下になると、カビ(微生物)は成長できなくなります。

ただし、湿度が低くてもカビは成長しないだけで生きています。 ですので、成長できる湿度になるとカビは成長を始めます。

 

そもそもカビが生えるとは

STEP 1 目で見えない
空気中にはたくさんのカビが飛んでいます

屋外の空気中には1㎥あたり100~1000個のカビが飛んでいます。
・食品工場 10~100個/㎥と屋外と比べて1/10程度
・季節   冬場よりも夏場のほうが空中のカビの数が多い
・発生源  土壌、チリやホコリ、植物、食品原料など

STEP 2 目で見えない
そのカビが色々な表面にくっつきます

空気中に浮かんでいたカビはいたるところに落ちていきます。
カビはだいたい半径100m範囲に落ちますが、気流があればかなり遠くまで飛んでいきます。

STEP 3 まだ目で見えない
カビが芽を出して成長する

湿度や温度、栄養などのカビが成長するのに適した環境になるとカビは芽を出して成長していきます。

STEP 4 目で見える
カビが生えたことに気づく

カビは成長するとコロニー(集落)をつくります。ここでやっと人はカビが生えたことに気が付きます。
コロニーができる期間 数日~数ヶ月(環境によって違います)

つまり、カビが生えるとは「人が目で見て気づく」段階です。

このタイミングではカビはとても成長しています。カビが生えてしまう前にしっかりと予防することが重要です。

カビの生える原因はこちら
住まいに生えるカビの原因カビの原因とは?カビが生えてしまう原因を徹底分析

家庭で目にする代表的な4つのカビ

黒カビ
クロカビ
浴室やトイレ、タイルの目地などに発生します。エアコン、加湿器、洗濯機の内部にも発生。

灰色のカビ
ススカビ
浴室や布団、エアコン内部に発生
アオカビ
アオカビ
押し入れや畳に発生。
アカカビ
アカカビ
台所や洗面台、浴室の床などに発生。
カビトリくん

家庭で生えるカビのほとんどがこの4種類です

まとめ
  • 家庭でできるカビ対策は「湿度」と「栄養」だけ
  • カビが生えやすい湿度は65%以上
  • 湿度90%を超えるとカビは数日で生える
  • 人が過ごしやすい湿度は30~60%
  • 湿度よりも水分が発生しないように注意する
  • 家庭で湿度が高いのはお風呂場・押入れ・家具の裏
  • 湿度を低くしてもカビは成長しないだけで生きている
  • カビが生える段階になる前に予防することが大切
  • 代表的なカビはクロカビ、ススカビ、アオカビ、アカカビ

1.相対湿度 一般的
空気中の水分の割合を表すものです。一般的に湿度というと相対湿度のことを言います。空気中に含むことのできる水分の量は決まっています。その最大量からみて何%の水分を空気が含んでいるかを表しています。
2.絶対湿度 そんなに重要ではない
実際にある水分の量を表すものです。水分を含んでいない乾いた空気1kgに対して、どれだけ水分があるのかを表しています。
3.表面湿度 カビではこれが重要
建物の表面についた水分を表すものです。結露が起きている時、表面湿度は100%。カビが成長するために使用する水分は、空気中の水分ではなく、壁や床や天井についた水分です。つまり、相対湿度が低くても表面湿度が高いとカビは成長します。

 

家庭でできる湿度対策

家庭でも簡単にできる湿度対策を紹介していきます。

対策1 窓・扉を開ける(通風換気)

窓を開ける

窓を開ける
お風呂・キッチン・リビング
窓を開けて、室内の湿気のこもった空気を外に出します。また、空気を動かすことで湿度を下げることができます。
POINT
2箇所開けて風の通り道を作ると効率的に換気することができます。
東京都福祉保健局|室内空気環境の管理
注意 夏場のときの窓開け
夏場に窓を開けると逆に湿気の多い空気が室内に入ってくる可能性があります。エアコンなどで冷やされた室内の場合は、無理に換気のために窓を開ける必要はありません。

お風呂場やキッチンなどで湯気が出たときに窓を開けるのが有効です。

室内の湿度が急激に増えることで、窓ガラスに結露ができてしまうこともあるので、水切りワイパーなどを使ってカビの原因となる前に水を取り除いておきましょう。

扉を開ける

押入れの扉を開ける
 リビング・押入れ・靴箱
扉を開けることで、空気を動かします。閉ざされた空間では湿度が上がりやすいため、こまめに空気を動かしましょう。

ただし、浴室のドアに関しては浴室内の湿気が室内に入るのを防ぐため、すぐに閉めるようにしましょう。

締め切った空間は空気が止まりやすいため、結露対策が必要です。

対策2 換気扇をつける(機械換気)

換気扇を動かす
 お風呂・キッチン・リビング
換気扇を使用して空気を入れ替えましょう。24時間換気設備は常に可動させておきましょう。
注意 給気口をチェックしましょう
給気口が家具や汚れでふさがっていると換気の効率が悪くなります。定期的なフィルターの清掃などをしっかり行いましょう。

換気扇はホコリがたまりやすくなります。ホコリはカビの栄養源にもなるため、フィルターをして定期的に取り替えましょう。

ホコリとカビについてはこちら
家庭でできるホコリの対策埃(ほこり)の中にもカビがいる!埃が溜まりやすい場所を徹底解説!

対策3 サーキュレーターを回す(機械換気)

サーキュレーターをONにする
 リビング・押入れなど
空気を循環させるサーキュレーターも空気を動かすことで湿度の対策になります。
オススメのサーキュレーター

お手軽で使いやすい

ちょっとリッチなおすすめ

対策4 タオルで拭く

窓についた水をふき取る
 お風呂・窓
室内にある水分を物理的に拭き取ります。こまめに拭き取ることが大切です。

お風呂場や窓にできた結露をこまめにタオルで拭き取ることが最強のカビ対策です。

おすすめの吸水クロス
こういうのもあります

対策5 隙間をつくる

家具を置くときは隙間をつくる
 リビング・寝室など各部屋
家具を置く時は、空気の流れを良くするために壁との間に5cm以上の隙間を作っておきましょう。

対策6 すのこを置く

すのこ
 押入れ
押入れでは床や側面にすのこを置いて、空気の流れを良くしましょう。

対策7 除湿剤を置く

除湿剤
 押入れ
市販されている除湿剤は安いものが多いです。お手軽にできるのでおすすめです。
おすすめの除湿剤
家庭にある除湿に使えるもの
新聞紙・重曹・粉末洗濯洗剤・シリカゲル(乾燥剤)・ダンボール・木炭・コーヒーの抽出カスなど

対策8 除湿機を置く

除湿器
 リビング・寝室など各部屋
除湿機は除湿剤よりも高価ですが、湿度対策では非常に効果的です。
おすすめの除湿機

対策9 衣類のビニールカバーを外す

クリーニングのビニールカバー
 押入れ
クリーニング後のビニールのカバーは通気性が悪いので外しましょう。代わりに不織布などの通気性の良いもので衣類を保存しましょう。
おすすめの衣類カバー

対策10 部屋干しをしない

部屋干しはダメ
 リビング
部屋干しすると室内に大量の水分が発生します。できるだけ部屋干しは避けましょう。
POINT 部屋干しする際
どうしても部屋干しする際は、除湿機・サーキュレーターなどを使いましょう。

 

まとめ

カビが生えやすい湿度とその対策について解説しました。

お風呂場の湿度対策 まとめ
  • 換気扇をつけてと窓を開ける
  • 換気扇は常につけておく
  • サーキュレーターを回す
  • 浴室乾燥機を取り付ける(最高)
  • 湯船のお湯は抜いておく
  • ドアは開けっ放しにしない
  • 水切りやタオルで水を取る

お風呂場のカビについてはいくつか記事を書いてます。

気になる方は呼んでみてください。かなり詳しく書いてあります。

お風呂のカビ掃除 これで完璧!お風呂に住み着いたカビのお掃除する方法をわかりやすく解説! ハイターでお掃除 しつこいお風呂のカビをキッチンハイターで掃除する方法と注意点
押入れの湿度対策 まとめ
  • 床や壁にすのこを敷いて風を通す
  • 閉めっぱなしにせずに週に1回は扉を開けて空気を動かす
  • サーキュレーターで空気を動かす
  • 除湿剤を置いておく(低い位置のほうが効果的)
  • ビニールのカバーは外して不織布などの通気性の良いものに変える
  • 押し入れは8割程度しかものを入れない
  • 物と物の間を少し開けて風が通りやすくする

押入れのカビ対策に関してもかなり詳しく解説しています。

押入れとカビ押入れとカビのまとめページ
カビトリくん

どの対策も1回ではなく、マメにすることが大切です

 

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