カビの原因とは？カビが生えてしまう原因を徹底分析

カビは本当にどこにでもいます。みなさんが「カビだ！」と気づくのは、実はカビがたくさん集まってしまったときです。カビ単体もしくは数個でいるときは目で見てもわかりません。

カビは空気中をふわふわ飛んでいます。この時はカビの種（カビの胞子）の状態ですごく小さいので目で見ることはできません。そんなカビが1年中24時間飛んでいるのです。

カビは何でも栄養にしてしまいます。プラスチックなんかも栄養にしてしまうカビもいます。

家の中だと、食べ残し、汗、ホコリ、垢、髪の毛、食品カスなどなどカビにとって家の中はレストランみたいなものです。

この「湿度」と「温度」がマッチする時期ってのが日本は非常に長い。

理想
湿度計に表示されている値が部屋全体の湿度。

現実
家具や生活の影響で、部屋の場所ごとで湿度が全然違います。

湿度や温度が高い
浴槽にはお湯がはいっていますし、シャワーも使います。そんな水が大量にあるお風呂はカビにとって最高の場所です。

食べ物がいっぱい
お風呂で使う石鹸カスや人間の垢、髪の毛もカビの栄養源になります。

水がたまりやすいところが多い
タイルの目地やドアのパッキン、窓の周辺、浴槽の蓋などには、くぼみがありますよね。それが水のたまるスポットになります。

天井からカビの種をばらまいている
お風呂の天井面にはうすーく広がったカビがたくさんいます。そこからお風呂全体にカビの種をばらまいてます。

湿度が高くなりやすい
押し入れは締め切っている空間ですよね。そういった空間では空気が動かないので湿度が上がりやすい環境です。

ホコリも溜まりやすい
押し入れを掃除する頻度は家の中でも少ないですよね。ホコリにはカビがたくさんいますし、栄養源もたくさんあります。

いれるものにも原因が
一度使った布団には、人から出る汗や水分が含まれています。そのまま押入れの中に入れてしまうと、その水分と汗や汚れがカビを成長させてしまいます。

ベッドの隙間は湿度がたまる
ベッドと壁の隙間は空気の流れが悪いので、湿度がたまりやすく、カビが生えやすくなります。

人の温度で暖められる
寝ているときに布団が暖められてカビが繁殖しやすい環境になります。

汗や髪の毛も栄養源に
人から出る汗や髪の毛もカビにとっては栄養源となります。

部屋干し
部屋干しは部屋の湿度を一気にあげます。5kgの洗濯物から約3Lの水分がでます。

キッチンから出る湯気
調理中や食器洗い、炊飯器などからも蒸気がでます。この蒸気が湿度をあげます。