エアコンのカビの原因をわかりやすく解説!なぜ内部に生えるのか?

エアコンにカビが生えてしまう原因は、カビの動きを追うことで理解できます。

ただ単に「温度」「湿度」「埃」が原因です!と言うよりも、カビが生えてしまうストーリーをイメージしてもらうほうが、なぜエアコンにカビが生えてしまうのか、その原因を理解しやすいと思います。

そこで、この記事では私たちの生活環境とエアコンの関係性から、カビが生えてしまう原因を解説していきます。

エアコンのカビの原因と基本的な流れ

カビトリくん

では、さっそくエアコンにカビが生えてしまう原因を流れで見ていきましょう

そもそも室内にはカビの胞子(カビの種のようなもの)が、じゅうたんや壁など、いたるところにいます。

室内にはカビがいます。

わたしたちの目に見えないカビの胞子については「カビの胞子とは!?知らない人は要注意!カビ対策はここからはじまる」でかなり詳しく解説しています。


人が動くことで、カビの胞子は簡単に空中に舞い上がります。つまり人が生活している環境では空中にカビの胞子がたくさん浮いているのです。特に埃と一緒に舞い上がります。

エアコンは空気を吸い込んで、吐き出します。そのため、空中にいるカビの胞子まで吸い込んでしまいます。

埃と一緒に吸い込まれたカビの胞子はフィルターでキャッチされます。

しかし、カビの胞子自体はフィルターよりも小さいため、すり抜けて冷却フィンや送風ファンにくっついてしまいます。

冷却フィンや送風ファンは、非常に結露が起きやすい構造です。その結露によってカビはぐんぐん成長していきます。

冷房でも暖房でも「温かい空気」と「冷たい空気」がエアコン内部にあるため、簡単に結露します。


エアコン内部でも特に、結露が多い冷却フィン・送風ファン・ドレンパンにカビが繁殖します。

MEMO
ドレンパンは冷却ファンの結露した水を外に出すときに、エアコン内部で水がたまる部分です。つまり表面湿度が100%なので、かなりカビが生えやすい箇所になります

つまり、エアコンにカビが生えてしまう原因は

エアコンの空気を吸い込む働きによって、空気中にあるカビの胞子がエアコン内部に集まってしまうためです。

そして、エアコン内部でカビが大量に発生する原因は

エアコン内部で結露が発生し、カビの栄養となる埃もたくさんあるためです

カビトリくん

エアコンは自分でカビと水と栄養を集めてしまうから、カビが生えやすいんだよ!

部屋の中にカビが多いことが原因かも

空気中にいるカビの胞子の数が多いと、エアコンに吸い込む数も増えてしまいます。

部屋を清潔にしていないと、カビの胞子は知らず知らず増えていきます。日頃の清掃や空気清浄機などで空間もキレイに保つようにしましょう。

エアコン内部でカビがぐんぐん成長する原因

エアコン内部にカビの胞子が集まっても、カビが成長する環境が整わないと、カビは成長できません。

エアコン内の温度

エアコン内部は常にカビが成長できる温度になっています。

エアコン内部に発生するカビの多くはこちらの5種類です。

  • クラドスポリウム(黒カビ)
  • アルテルナリア(ススカビ)
  • ペニシリウム(青カビ)
  • アスペルギルス(コウジカビ)
  • フザリウム(赤カビ)

その中でも割合の多い黒カビは温度が5~30℃のときに成長でき、一番生えやすい温度は25℃付近です。

一般的な家庭の温度はこの範囲内ですよね。

つまりカビが生える温度で、エアコンは一年中いるわけです。

エアコン内の湿度

エアコン内部では、冷房や除湿をしているときに湿度90%以上になります。

冬場でも暖かい空気と冷たい空気がエアコン内部にあるため、結露しやすい環境です。

暖かい空気が冷たい空気に冷やされることで、水が発生するのが結露です。

冷たい冷却フィンに温かい空気が入ってくると、それは完全に結露しますよね。

しかも冷却フィンの構造自体が空気と接触しやすいようになっているため、バンバン結露します

結露したところにカビの胞子がくっつくと、もうコレは爆発的にカビが成長していきます。表面湿度が100%の状態ですからね。

冬の窓枠を思い出してみてください。室内の暖かい空気が冷たい窓に接触することで結露がおきて水滴がすごいことになってますよね。

これと同じことがエアコン内部でも発生し、さらにそこにバンバンカビの胞子が入ってくるので、これはもうカビないほうがおかしい環境です。

エアコン内部の埃

エアコン内部には、空気中から吸い込んだ「埃」がありますよね。

これはカビを運ぶ役割だけではなく、カビの栄養源にもなってしまいます。

カビトリくん

エアコン内はカビが成長する条件にベストマッチしてるんだね

エアコンメーカーが完璧なカビ対策をできないもの原因のひとつ

エアコンに「防カビ使用」などと書いてあるのを見たことがありませんか?

確かにエアコンメーカーでは、カビ対策として「フィルター」や「ドレンパン」に防カビ剤をコーティングしていることがあります。

しかし、いくらフィルタやドレンパンに防カビ剤を入れても、埃をたまると効果がほとんど出ません

効果が出ないイメージ

防カビをしていても、その上に埃が溜まっていたらカビを防ぐことはできない。

過剰な防カビをうたっていることで、家庭でのお手入れが減ってしまうことが、エアコン内にカビを生やす原因になります。

カビトリくん

お掃除機能付きエアコンでも、カビを完全に取り除くことは難しいです

エアコンにカビが生える原因はお手入れ不足かも

お手入れには2種類あり、「家庭でできるお手入れ」「業者に頼むお手入れ」このどちらかをサボるだけでカビは生えてしまいます。

いや、むしろエアコンの性質上、カビが生えないほうがおかしいですね。

両方共定期的に行うのが理想です。

家庭でできるお手入れ

フィルターの埃を取るようにしましょう。

これをサボってしまうと、常にカビの胞子とカビの栄養源がエアコン内部にたくさんあるため、カビがかなり生えやすい状態です。

定期的に埃をとってあげましょう。

業者に頼むお手入れ

フィルターよりも奥の冷却フィンや送風ファンは業者に頼んで、年に2回は清掃するようにしましょう。

エアコンにカビが生える原因まとめ

エアコンにカビが生えてしまうのは、空気中に飛んでいるカビの胞子をエアコンが吸い込んでしまうこと、さらにエアコン内部でカビが成長しやすいことが主な原因です。

お手入れをしっかりしてエアコン内部をキレイに保ちましょう。