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「空気中にもカビがいます」
実は、あなたががいつも吸っている空気、その中にもカビは存在しています。
この空気中にふわふわ飛んでいるカビは「カビの胞子」です。
カビのことを少しでも調べた方は、「カビの胞子」という言葉を何回か見たことがあるかもしれませんね。
この記事では、この空気中にいる「カビの胞子」に注目して解説していきます。
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目次
カビの胞子とは
カビの胞子とは簡単に言うと「カビの種」です。カビは細菌よりも(ミクロな)植物に近い増え方をしていきます。
この増え方のことをライフスタイルと言ったりします。「カビの胞子」はライフスタイルの一部分です。
人間にもそれぞれライフスタイルはありますよね。カビにもライフルタイルがあるんです
よくあるカビのライフスタイルの説明は、よくわからないイラストが多いですよね。ここではわかりやすくストーリーで説明していきます。
カビのライフスタイル(カビの胞子は種)
カビの胞子は、もともとは土の中や植物の葉っぱなどにいます。
風や気流、雨のハネかえりなどで空中に飛んでいきます。
カビの胞子はとても小さいため目で見ることができません。(3~10μmくらいの大きさ)
みなさんは一年中、カビの胞子と生活しています。
カビの胞子はどこかに落っこちます。
水や栄養があるとぐんぐん成長して、やがてカビの胞子をつくります。
そして新しく作られた胞子は飛んでいくのです。
つまり、カビの胞子とはカビのライフスタイルの中で「種」の役割をもった状態のことです。
さらに踏み込んだカビの胞子のライフスタイル
もうちょっと踏み込んで説明すると、カビの「胞子」だけではなくカビの「菌糸」という言葉も出てきます。
菌糸もカビのライフスタイルの一部です。菌糸は成長するとカビの胞子を作るようになります。
イメージとしてはたんぽぽ(植物)に近いですね。
最初はカビの種である「胞子」が着地した場所で、発芽して菌糸が成長していきます。この菌糸は細胞分裂しながら広がっていき、新しい「胞子」を作り出します。
この新しく作られた胞子は自然の風や昆虫、動物などによっていろいろな場所に飛んでいきまた、着地して発芽、成長していきます。
つまり
- 胞子が飛んでいく
- 着地して発芽する
- 菌糸が成長する
- 菌糸が胞子を作り出す
- 胞子が飛んでいく
とライフスタイルが繰り返されていきます。
空気中のカビの胞子の数
空気中にはカビの胞子が1年中飛んでいます。その数はさまざまな条件で変わります。
カビの胞子と家に関わる条件
毎日掃除をする家では、空気中にいるカビは20~30個/㎥くらいと言われています。
日頃お掃除をしない家では、500個/㎥くらいです。
どこかに目で見えるカビが発生している家では、1,000個/㎥を超えると言われています。
カビの胞子と家のつくり
建物のつくりによっても空気中のカビの胞子の数は変わってきます。気密性が高い家ほど換気ができずにカビが増えやすくなります。
部屋によってもカビの胞子の数が変わってきます。その部屋を利用する人数や出入りの回数によって変動します。
カビの胞子と場所や気候など
自然が多い地域のほうがカビの胞子の量が多い傾向があります。
梅雨や秋雨のとき、カビの胞子が多い。
台風によって空気中に大量のカビの胞子が飛ばされることも。
発生元となる土や植物が多い環境、雨が多い時期などにカビの胞子は多くなります。
空気中にいるカビの胞子の種類
空気中にいるカビの種類は、周囲の環境や建物の特性などによって大きく変わってきます。今回はバラツキが比較的少ない一般家庭の場合について紹介します。
空気中にいる主なカビ(胞子)
正式名|クラドスポリウム(Cladosporium)属 カビの代表格ですね。空気中でも大きな割合を占めているます。
正式名|ペニシリウム(Penicillium)属 みかんなどに生えるカビです。空気中にもたくさんいます。
空気中にそれなりにいるカビの胞子
- ススカビ アルテルナリア(Alternaria)属
- アオカビ フザリウム(Fusarium)属
この2つ以外にもさまざまなカビが空気中には飛んでいます。
カビの胞子の危険性
カビの胞子は基本的に悪さをしないことが多いのですが、免疫が低下していたり、大量に吸引することで症状が出る場合があります。
カビの胞子によるアレルギー
空気中にいるカビの胞子を吸い込むことでカビアレルギーになることがあります。
カビの胞子によるカビアレルギー
- 気管支ぜん息
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
- 過敏性肺炎
カビの奉仕による真菌感染症
カビの胞子はさらに病気を引き起こすこともあります。
カビの胞子による真菌感染症
- アスペルギルス症
- クリプトコッカス症
カビの胞子の移動距離
カビの胞子はとても小さいため、移動距離がとても広くなります。
空気中に舞い上がったカビは、動物や昆虫に付着したり、風によって移動します。
空気中に舞い上がったカビのほとんどは、半径100m以内に落っこちます。
上昇気流に乗ると数千m上空まで舞い上がることもあります。
カビの胞子の落下時間
風がなく、人の出入りのない静かなところでの落下時間です。
クロカビの胞子が落下する時間は30分/mです。クロカビの胞子の大きさは約4~8μmです。
アオカビの胞子が落下する時間は120分/mです。アオカビの胞子の大きさは約3~5μmです。
落下する時間は細菌と比べると比較的短いため、食品などの汚染で問題になります。
落下したカビは長時間生き続けます。クロカビやアオカビは半年から数年生きています。
カビの胞子を飛ばさない対策
カビの胞子はとても小さくて飛んで行きやすいのが特徴です。カビの胞子をまき散らかさないようにしましょう。
床に落ちたカビの胞子にはドライ式のモップ
ドライ式のモップをかけてカビの胞子が飛んでいくのを防ぎましょう。
カビを取る際はやさしく
目に見えるカビを除去する際は、カビ取り剤を湿らせたキッチンペーパーなどで覆うように取り除きましょう。
エアコンは清潔に
エアコンの掃除は定期的に行いましょう。エアコン内は結露によってカビが発生しやすい環境です。そのまま使用すると部屋中にカビをまき散らかします。
カビの胞子とは:まとめ
この記事では、カビの胞子について説明しました。
カビ対策とはある意味「カビの胞子」対策です。 見えないカビの胞子だからこそ、しっかりと知っておくことが大切です。
カビ対策は「カビの胞子」が重要なんだね