2025年4月1日から日産自動車の新社長(代表執行役社長兼CEO)に就任したのは、イヴァン・エスピノーサ(Iván Espinosa)氏です。
イヴァン・エスピノーサ(Ivan Espinosa)社長の国籍はメキシコです。
エスピノーサ社長wiki経歴
:メキシコ
:46歳(2025年時点)
:機械工学専攻
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2003年にメキシコ日産に入社し、商品企画部門を担当。
その後、グローバル商品企画本部、グローバルプログラムマネジメント、グローバルモータースポーツ、コーポレート市場情報統括本部のチーフプランニングオフィサー(CPLO)など、複数の重要な役職を歴任。
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生え抜きのエリートで、商品企画や現場の実務経験が豊富。
カーマニアとしての一面もあり、フォーミュラEなどのモータースポーツにも積極的。
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「日産とともに成長し、長年にわたり世界中でさまざまな役割を担ってきた。日産を再び輝かせるために活動してきた内田さんの後を継ぐことにワクワクしている。日産はこんなものではないと信じている」と述べています。
新社長就任後の状況
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2025年3月期決算で最終赤字、4~6月期も営業赤字となるなど、業績不振が続いています。
株主総会では、株主からの厳しい追及や経営陣への不信感が表面化しました。
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電動化(EV)や新商品開発、ルノー・三菱とのアライアンス強化などに注力する方針を示しています。
彼の経歴は非常に多彩で、1979年メキシコ工業都市生まれ、幼い頃から自動車産業に囲まれて育ちました。
2001年にモンテレイ工科大学を卒業後、2003年に日産メキシコに入社し、キャリアをスタートさせました。
メキシコ市場での現場経験を重ね、販売データの分析や現地工場との調整、顧客の声を直接聞くフィールドワークを重視して実績を積みました。
その後、2010年には日産のASEAN地域本部(タイ)に異動し、アジア市場の開拓や商品企画に携わり、現地で大ヒットモデルを生み出すなど大きな成果を上げました。
欧州での上級職も歴任し、日産本社に移籍した2018年には30代で常務執行役員に就任。
2024年にはチーフ・プランニング・オフィサーを務め、2025年4月から日産自動車の代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)に就任しています。
エスピノーサ社長は、現場第一主義とグローバルな視点、そして車への情熱を兼ね備えたリーダーとして注目されています。
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